くずし字が読めなくても楽しめる!
奈良県大和郡山市の柳沢文庫を運営する公益財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会から『『大和郡山旧記』-翻刻と注釈-』が発売されました。
柳沢文庫が所蔵する江戸時代の史料『大和郡山旧記』に翻刻(くずし字を活字に起こす作業)と注釈を加えたもので、くずし字を読めない人でも内容を理解できる構成になっています。大和国や大和郡山の歴史に関心がある人はもちろん、古文書学習用のテキストとしても活用できる一冊です。
販売価格 一般 800円/柳沢文庫友の会価格 720円
『大和郡山旧記』とは…
足利将軍家の勢力が衰退してきた天正年間(1573~1592)初期から松平忠明が郡山城主となった時代(1619~1639 在城)までの大和国郡山の歴史を記したもので、巻末に筒井順慶や松永久秀、多武峰等の主要な登場人物や土地について一つ書きにまとめています。
年号等の誤りも多く、記述内容の精査は必要となりますが、十市常陸之助や箸尾宮内少輔など、史料に乏しい大和国の有力者に関する記述も見られることから貴重な古記録であると言えます。寛文年間(1661~1673)に成立されたとされる『大和軍記』(『大和記」、「大和物語』とも)の異本と思われます。
【 詳細 】
発売日
2026年7月15日(水)
編集・発行
公益財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会
価 格
一般 800円/柳沢文庫友の会価格 720円
販売場所
柳沢文庫受付
令和8年度
柳沢文庫歴史塾(郡山学)の予定
※予定のため、やむを得ず変更などある場合がございます。
第1回 2026年7月18日(土)
演題:「絵は唐絵を学ぶべし -柳太夫・柳沢淇園の芸術と生涯-」
講師:橋爪 節也氏(大阪大学名誉教授)
第2回 2026年9月5日(土)
演題:「豊臣秀長と大織冠 -郡山へ遷された藤原鎌足像-」
講師:河内 将芳氏(奈良大学教授)
第3回 2026年10月3日(土)
演題:「豊臣秀長の生涯と近江 -その前半生の姿-」
講師:太田 浩司氏(淡海歴史文化研究所所長)
第4回 2026年11月21日(日)
演題:「羽柴(豊臣)秀長と横浜良慶」
講師:天野 忠幸氏(天理大学教授)
第5回 2027年2月6日(土)
演題:「秀長死後の豊臣政権」
講師:柴 裕之氏(東洋大学・駒澤大学非常勤講師)


