【奈良市】春の「春日大社 萬葉植物園」でフジが見ごろ!

春日大社の萬葉植物園は、約300種の萬葉植物を植栽する日本で最も古い萬葉植物園
園内にある植物には、植物解説と一緒にゆかりの万葉歌も展示されています。

萬葉植物園とは?

万葉集には、約180種類の植物が登場し、現代の植物名とは異なるものも多く、多数の植物説があるものを含むため、約300種類が万葉植物とされています。

エリアごとに季節の植物が楽しめます

約3ヘクタール(9,000坪)の園内では、萬葉園・五穀の里・椿園・藤の園の4エリアに分けられており、季節を問わず、多くの花々を見ることができます。

※令和2年〜園内改修工事を実施しており、椿園など拝観できないエリアがあります。
詳細は公式HPをご確認ください。

▶︎詳細はこちら https://www.kasugataisha.or.jp/manyou-s/

フジの花が見ごろです

その中でも、春日大社の社紋でもある「藤の花」は20品種・約200本
一般的な棚づくりではなく、「立ち木造」といったこだわりの形式で、藤棚のように見上げず、自然な目線で観賞できるのが特徴です。

毎年、4月中旬~5月のGWにかけてが見ごろで、早咲きの開花から遅咲きが咲き終わるまで約2週間だそう。

(2023年は例年よりも開花が早く、4月中頃から4月末頃までが見頃となりそうです)

毎年5月と11月には万葉雅楽会が行われます

園の中央には万葉時代の庭園を思わせる造りの池があり、中之島には奈良市指定文化財の臥龍(がりゅう)のイチイガシの巨木が植わっています。
また、毎年5月5日のこどもの日には、池の水面に浮舞台が設置され「万葉雅楽会」が13時から奉納されます。(文化の日にも万葉雅楽会が行われます)

華やかな衣装を身につけた子ども達が、極楽浄土にいる霊鳥が舞う様子を演じる舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」や、花に集まる蝶を表現した舞楽「胡蝶(こちょう)」などを舞います。

関連スポット

藤は春日大社の境内随所に古くから自生しています。 その中でも御本社の「砂ずりの藤」は、名木として知られています。
基本情報 Basic Information
春日大社 萬葉植物園/かすがたいしゃ まんようしょくぶつえん
  • 住所: 奈良市春日野町160
  • 開館時間: 9:00~16:30(入園は16:00まで)
  • 休館日: 3月~11月は無休、12月~2月は月曜 (祝日等と重なった場合は翌日)
  • 観覧料: 大人500円、小人250円
  • TEL: 080-1502-9998
  • HP: https://www.kasugataisha.or.jp/manyou-s/