夏休みの忘れられない思い出を。奈良RCが80人のひとり親家庭を支援

夏休み最後の8月25日、奈良ロータリークラブが、奈良市青少年野外活動センター(奈良市阪原町)で、親子で自然に触れあってもらう「おいでよ! 冒険の森」を実施した。

これは、ひとり親家庭を支援し、夏休みに忘れられない思い出を作ってもらい、生きる力を養ってほしいと同クラブが企画したもの。参加した34組81人の親子は、葉っぱや木の実を集めるフィールドビンゴや木の板に枝や木の実を取り付けて作る木工時計、棒にパン生地を巻いて焼く棒パンづくり、バーベキューに花火と多くのプログラムを満喫した。

奈良市でのひとり親家庭は約3千世帯、うち6割強が生活困窮世帯とされる。ひとり親家庭は圧倒的に母子家庭が多く、参加者の一人は「野外体験はなかなか難しいので参加できてうれしかった」と話した。
ほかにも後日のアンケ―トで「スタッフさんたちに子育て応援されているようで、勇気づけられました」「たくさんの支援者さんがそばにいてくださり、安心感が持てました」といった声が多数寄せられたとのこと。

同会では、冬休みにも同様の事業を予定している。
問:0742-26-1300 

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