メディカル最前線(特別版) 西の京病院直営 グループホームメビウスまほろば

医療法人 康仁会 西の京病院直営
グループホーム メビウスまほろば

2020年4月オープン 入居者募集中‼
キーワードは安心と信頼

昨春開設したサービス付き高齢者向け住宅「メビウスまほろば」隣へ、今春グループホーム「メビウスまほろば」を新設した医療法人康仁会。西の京病院直営というバックボーン体制で、要支援2~要介護5までの方々に医療と介護が連携したサービスを提供している。

家庭的な雰囲気の中でその人らしい生き方のサポート!

食事の支度や掃除、洗濯など、各人ができることを見つけ出し、家族としての役割を作りながら生活。家庭では危ないからと持たせてもらえなかった包丁で野菜を切ったり、ハンディー掃除機で自室の掃除をしたりするようになって、笑顔が増えるなど表情が豊かになったという。  昼食は職員も一緒に食卓を囲む。でないと、「お兄ちゃんらのご飯は?」と家族のように気にかけ心配されるのだそうだ。自分たちの都合やスケジュールに合わせようとしないで、タイミングを上手に計り、日々を楽しく送ってもらう。

西の京病院からの医療のバックアップ体制

西の京病院から、定期的な訪問診療・歯科診療など全面的なサポート体制は、利用者本人はもちろん、その家族の、さらにスタッフにとっても何かあったときの安心感が大きいという。

24時間365日専門的な知識を持った職員が対応

認知症ケア専門士であり介護職歴20数年という曽束和光ホーム長を筆頭に、ベテランぞろいのスタッフ陣。自身の思いを発信できない人のちょっとした表情の変化や仕草から、瞬時に意思を読み取ることができる寄り添い方を常に心がけている。看護師が一人常駐、医師への伝達も迅速に進むのが、職員にも心強い。

グループホーム専用設計

グループホームは既存施設の改築などが多いが、同施設は専用設計。完全バリアフリーで車椅子生活ができ、リフト浴の導入など、重症化しても住み慣れた生活の継続ができる。

メビウスまほろばのある日(7月16日)

消毒済みのビニールシートに置かれたスイカを、「我こそは」と名乗り出た人が順番に「エイッ!」と棒を振り下ろす。周りで囲むお年寄りとスタッフたちはやんやの声援! 3人目で赤い果肉を見せたスイカの切り分けを手伝うのは、94歳の松尾さん。お盆に3~4人分ずつ載せては、同居人の元へ。まだ配れていないところはないかと目配り、口をつけていない人があれば「はよ、食べ」と気配り。みんなに行き渡ったら腰を下ろし、「おいしい。甘いこと」と味見したら、ほどなくして片付けへと回った。他の入居者は、「うまいわ~」「おいしい」を連発しながら舌鼓。職員の向けるカメラに〝おいしい顔〟を振りまいていた。

隣接のサービス付き高齢者向け住宅「メビウスまほろば」「デイサービス メビウスまほろば」合同のスイカ割り大会の予定だったが、コロナ禍中でもあり、各館での実施に。

胸のオレンジリングは、認知症サポーターの証。

私たちを含め、16人体制でお世話しています!

西の京病院グループのリハビリやレクリエーション担当スタッフと連携を取り、グループ一体のケアも準備中です。まだオープン3か月ですが、ご家族から「体調管理が行き届いていて安心。笑顔も増えた」などの声をいただいています。(曽束ホーム長/写真中央)

西の京病院の全面的なバックアップ&奈良県総合医療センター、ならコープ七条そばに立地

近鉄西ノ京駅からバス5分 「六条山」下車すぐ

グループホーム

メビウスまほろば

TEL.0742-81-7380
奈良市六条西4-6-20

【入居条件】
● 要支援2〜要介護5
● 認知症の診断あり
● 奈良市内在住
【料 金】
165,800円〜/月
家賃80,000円、食費52,800円、 共益費33,000円、 その他介護保険の自己負担分など

【環 境】
世界遺産の薬師寺や唐招提寺に近く、緑地公園併設、 向かいに「ならコープ」、奈良県総合医療センター が至近距離に。
【施 設】
● 1人居室12.42㎡(収納)/1階9室、2階9室(計18人)
● 広い共用スペースと各階にリビング・ダイニング、浴室(機械浴/座浴対応)、車いす対応トイレを配置
● 訪問介護事業所・デイサービスセンター・居宅介護支援事業所を併設。訪問診療や訪問歯科など西の京病院の全面的なバックアップ
● 看護師の駐在で、健康相談等も可 

*yomiっこ2020年9月号に掲載の情報です

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