〈大和郡山市〉豊臣兄弟!秀長の功績伝える菩提寺『春岳院』

豊臣秀長の位牌を安置する真言宗寺院

奈良県大和郡山市の城下町にある「春岳院」は、鎌倉時代中期の創建と伝わる高野山真言宗のお寺。
もとは「東光寺」というお寺でしたが、秀長の菩提寺となった際に、秀長の戒名「大光院殿前亜相春岳紹栄大居士(だいこういんでんぜんあそうしゅんがくしょうえいだいこじ)」から2字を取って「春岳院」と改められました。
秀長の菩提寺はもと「大光院」というお寺でしたが、豊臣家滅亡とともに京都・大徳寺山内へと同院が移されることとなり、その際に位牌が東光寺(春岳院)に託され、大光院に代わり菩提寺となりました。
豊臣秀長の位牌
1711年に再建された護摩堂を本堂とした小さなお寺ですが、創建当初は本堂はじめ6つの諸堂が建ち並んでいたそう。時代と共に小さくなっていったようです。
現在は秀長の450回忌(2040年)に向けて令和の大改修が進んでいる最中ですが、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送決定を受けて、本堂を先行して修繕。2026年1月15日から拝観が再開されています。
本堂
本堂には御本尊・阿弥陀如来を中央に諸堂から集まってきた仏様が安置されています。修繕前は所狭しと置かれていたようですが、今は壁に沿ってきれいに並ばれています。各像を間近にじっくりと見ることができますよ♪
本堂内
秀長に関連するものでは、位牌のほか1788年に描かれた肖像画や、秀長が定めた自治制度「箱本」に関わる史料が伝わり、1989年に奉納された秀長の木像も安置されています。肖像画は複製品が堂内に展示されています。
秀長公の木像 秀長公の400回忌に合わせて造像されたそう
庫裏が建っていた場所には新たに授与所が設けられています。授与品はお守りや御朱印、絵馬が揃い、御朱印は通常のものが4種類、秀長さんの切り絵御朱印が月替わりと3か寺連携(壺阪寺・長谷寺)の2種類頒布されています。
秀長が大和郡山へやってくるのは1585年。ドラマではまだまだ先になりますが、どういう風に描かれるのか楽しみですね! 大和郡山の礎を築いた秀長の足跡を春岳院でも体感してみて。

基本情報 Basic Information

春岳院/しゅんがくいん
  • 住所: 奈良県大和郡山市新中町2
  • 営業時間: 9:00~16:00(最終受付)
  • 拝観料: 500円
  • アクセス: 近鉄橿原線「近鉄郡山駅」から徒歩10分
    JR大和路線「郡山駅」から徒歩12分
  • 駐車場: なし
  • TEL: 0743-53-3033
  • SNS: