姿勢の乱れは「歯の乱れ」に直結?! 姿勢を正して健康な歯と体を

歯と姿勢になんの関係が?

歯科医で姿勢指導を受けたことはないだろうか。姿勢の良し悪しが、歯(口腔)の健康にかなり影響するからだ。首・あご・舌の位置は全てつながっていて、み合わせや口呼吸にも直結。虫歯や歯周病、歯並びの乱れなど口腔の病気にとどまらず、肩こり、腰痛、頭痛、胃痛など、全身の健康バランスを崩していく。姿勢を正して歯と全身の健康を守ろう。

姿勢が悪いことで起こる主な影響

頭が前に出ると下あごの位置が変化

スマホ首(ストレートネック)や猫背、下あごの位置が変化し、噛み合わせがズレる。
噛み合わせのズレは、特定の歯に負担が集中し、磨き残しも増えやすく、虫歯・歯周病やがく関節症のリスクが高まる。

歯がすり減る

ズレた噛み合わせで無意識に歯ぎしり・食いしばりが起きやすく、歯もすり減って知覚過敏などに。

口呼吸になりやすい

舌の位置が下がって自然と口が開きやすくなり口呼吸に。虫歯・歯周病のリスク増、口臭、歯並びの乱れ(特に子ども)に。

舌が下がり、歯並びに影響

正しい舌の位置は、上あごに軽く付いている状態だが、舌が下がると口腔の筋肉が弱まり歯列が乱れやすい。

顔の見た目にも影響

片噛み癖がつきやすく、筋肉のバランスが崩れ、フェイスラインが左右非対称に。
頬が下がり、ほうれい線も深くなる(怖)。

姿勢が悪いと噛み合わせも悪く…

耳・鼻

顎関節に近い耳は、筋肉や神経が連動して影響
耳鳴り・めまい・いびき

口 腔

口呼吸・歯ぎしり・発音障害・舌が動かしにくい

の ど

飲み込みが困難・咽頭炎

首・背

首・肩の筋肉が緊張
肩こり・ストレートネック・首こり・猫背

手・腕

しびれ・けんしょう炎・指、腕の痛み

あごの筋肉が緊張し、側頭筋に負担がかかり、頭痛に
頭痛・片頭痛

視力低下・めまい・眼精疲労

たるみ・ほうれい線も深くなる

あご

関節痛・頬の筋肉痛・口の開閉音

腰痛

足のもつれ

姿勢を整えると…

改善!

あごの位置が安定し噛み合わせが整いやすい

改善!

顎関節への負担が減る

改善!

舌が正しい位置に戻り、口呼吸が改善、鼻呼吸に

効果大!

歯列矯正の治療効果が出やすくなる

今日からできる姿勢改善

ちょこっと

エクササイズ

check!

壁や柱に付けて立つ
腹筋に力を入れ、肛門も締めると尿漏れ防止策にも

point

正しい立ち方(姿勢)をインプット。歩く時も意識!

check!

スマホやパソコンは目の高さで。座るときは骨盤を立てて

exercise

肩甲骨寄せ
(巻き肩予防・改善)
両手を後ろで組み、斜め下へ伸ばして胸を開く。肩甲骨を寄せて5秒キープ

exercise

座りっぱなしで疲れるその前に
1時間に1回のリセット
筋肉を緩めて血液循環をスムーズに(猫背予防)

exercise

骨盤の歪みやズレの改善
(股関節周りの筋肉ほぐし)
足は肩幅よりやや広く開き、肩は固定したまま腰だけを360度回す

check!

舌は上あごにつける

point

健康寿命を延ばすには、正しい姿勢を保つ筋肉を鍛えるべし!
今どこの筋肉を鍛えて(整えて)いるか を意識し、抗重力筋への脳からの指令を変える。
そしてそれを自分の脳へ刷り込む
※抗重力筋肉…地球の重力に負けないよう姿勢をまっすぐに保つために働く全身の筋肉

専門家からのアドバイス

正しい姿勢の発育は
赤ちゃんの時から必要です
人間の赤ちゃんは動物と違って、1年間、人(二足歩行)となるための努力をしている。
泣く・おっぱいを吸う(同時に鼻呼吸も)→首すわり→寝返り→ずりばい・ハイハイ→つかまり立ち→二足歩行(抗重力筋獲得)の過程だが、現代社会では自然な発達(骨格と筋肉)を阻害していることが多い。赤ちゃんの時から子ども時代の抗重力筋が正しい姿勢の発育に必要です。
入部 英則 院長/いりべ歯科医院
噛み合わせと姿勢の関係を学習中
(Cranial Technique/頭蓋療法)
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バウンサーなど便利な育児用具は、育児を助けてくれる一方で、体幹を弱くすることも!
正しい姿勢を得ることは、
正しい噛み合わせを得ること
幼少期からの成長発育で、約20年をかけてその人固有の噛み合わせが作られます。噛み合わせは生活習慣や姿勢など、一見無関係に思えることにもリンクし、歯を悪くすることや失うことは姿勢の歪みにつながります。子育て中の親御さんや保護者の方は、お子さんが正しい姿勢を習慣化できるように、日頃から見守り指導してあげてください。
松井 敬二 院長/松井デンタルクリニック
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