夏に負けない体を作る 暑熱順化で熱中症予防!

早々に梅雨が明け、厳しい暑さが続く今年の夏。体調不良になりやすい夏の暑さ対策に暑熱順化しょねつじゅんかは必須。日々の生活に取り入れやすいトレーニングやストレッチ、食のポイントを押さえて夏の暑さに負けない体を作り、過酷な夏を乗り切ろう。
〈参考〉熱中症ゼロへ 日本気象協会推進 https://www.netsuzero.jp/learning/le15

そもそも
暑熱順化ってなに?

体を暑さに慣らして、汗をかきやすい体を作ることを「暑熱順化」という。体は暑くなると発汗による気化熱や心拍数の上昇、皮膚の血管拡張によって表面から熱を逃がして体温の調節を行っている。暑熱下にトレーニングをすることで自然と体温調節ができる体になる。

暑熱順化 できている時

暑熱順化 できていない時

暑熱順化をサポートする
つの栄養素

生活の中に取り入れる
暑熱順化!

通勤や買い物などの外出時のウォーキングや、入浴はシャワーで済まさずゆっくりと湯船に浸かるなど、軽く汗をかく運動を自分のペースで無理のない範囲で生活に取り入れて毎日続けよう。
帰宅時にひと駅分歩く、できるだけ階段を使用するなど
※今の季節は早朝や日没後など、涼しい時間帯に水分と塩分を補給しながら
いつもより少し熱めのお湯に10分間。肩まで浸かる全身浴がおすすめ。しんどくなったら半身浴や湯船から出るなどの調節を。
※表記はあくまで目安。運動時は水分や塩分を適宜補給して熱中症に注意して。
日常に取り入れよう♪
ゆる体操を紹介!

思いついた時にやる

ゆる体操暑熱順化!

日常生活・デスクワークの合間
30分〜1時間に1回がベスト
 ▶︎ 2~3時間に1回でもOK
教えてくれたのは
M’sフィットネスクラブ主宰
NSPA認定パーソナルトレーナー・介護福祉士 
三浦真己 先生
運動習慣のない人はムリせず、自分に合った高さのハードルからゆる~く始めましょう。筋トレで大事なのは、いきなり張り切らずに継続することです。
自分の体と運動の理解を深めて、納得のいく効果を♪

10〜20回

むくみ+猫背など 姿勢改善にも
手足の運動

10〜20回

胸と肩の筋肉を意識しながらもリラックスした状態で

5〜10回

後ろ姿スッキリ
両腕の上げ下げ

5〜10回

腰はそらさずおなかを伸ばす感じで両腕をゆっくり上げていく

片腕30秒〜1分

猫背や巻き肩の改善にも
肩と胸の筋肉のストレッチ

片腕30秒〜1分

腕や肘に力を入れず胸と肩の筋肉で動かし、肩甲骨が引っ張られる感じに。

ポイント

リラックスして
呼吸は自然に行おう!
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