〈奈良市〉船橋通り商店街で交通安全啓発活動が行われました

車には30km規制、自転車にはヘルメット着用の呼びかけ

奈良市の船橋通り商店街で5月19日、交通安全啓発活動が行われました。これは、今年4月から自転車のヘルメット着用が努力義務となったことや、同商店街が「ゾーン30」規制区域であることから、同協同組合(横田好弘理事長)が交通ルールやマナーの向上を呼びかけたものです。

雨の中、関係者が集結

当日は降りしきる雨にもかかわらず、奈良警察署交通課署員をはじめ、商店街顧問の中川崇県議、塚本勝市議、奈良市観光大使の川井聖子氏、同商店街が氏子地域にあたる漢國神社の梅木春興宮司、奉仕団体「奈良プロバスクラブ」の久保田実雄会長、民生委員代表や地域住民らが、同商店街協同組合理事長の営むラッキー横田屋前に集結しました。

同商店街は、幼稚園から大学まで多くの学校があり、自転車の往来が多く、また一方通行ながら車の通行量も多いところ。
常日頃から商店街の活性化に心血を注ぐ組合では、自転車のヘルメット着用とルール・マナーの啓発うちわを2,000枚とチラシを作成、通行者や地域へ配布しました。

奈良市観光大使 川井聖子氏

5年ぶりの交通マナー啓発活動

近鉄奈良駅前で20年間行われていた交通安全啓発活動も、この5年感は立ち消えになっていました。この度、同商店街が引き継いだ形で取り組み、今後もこうした活動を地域一丸となって継続していくとのことです。

異業種が知恵を出し合い大きな力に

同商店街は活性化活動が盛んなことで全国的にも珍しいところ。「奈良の商店街も徐々に元気がなくなり、減っていく一方。それを活性化するには、異業種の者が寄り集まっての知恵が必要だと思います。なので、うちでは地域はもとよりあらゆる人を巻き込んでイベントなども行っています」と横田会長。悪天候にもかかわらず集まった人々をねぎらいつつ、最近の組合活動の課題や取り組みを話してくださいました。

横田好弘理事長
問 0742-23-5202(船橋通り商店街協同組合理事長・横田)
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