【大和高田市】おひさまランチで、体験型の異業種交流イベント

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イチゴ食べ比べ、お灸体験、ハンドケア
奈良のさまざまな業種がコラボ!

 大和高田市にあるカフェ「おひさまランチ(運営:社会福祉法人せせらぎ会)」では、毎月1回、異業種コラボイベントを開催中だ。奈良を盛り上げたいと熱い志を持つヒトが集結し、ランチメニューやワークショップを実施。去る3月26日には第3回が開催され、果物店や鍼灸師などのメンバーが参加した。

メインは、奈良鹿ないカレーを使ったパスタ
田中さん(左)と中島さん

 大和郡山市の「フルーツの店なかじま」の中島佳宏さんは、自身が育てたイチゴ5種(アスカルビー、あきひめ、かおり野、やよいひめ、かんなひめ)の食べ比べを開催。参加者らは、県内でほぼ流通していない大振りなイチゴを一口かじると「すっごい甘い!」とびっくり。それもそのはず、約40日間も手塩にかけて育てられたイチゴは、糖度が19度近くもあるという。さらにその後、本イベントを主催するおひさまランチのパティシエ田中貴也さんが試作したイチゴのスペシャルドリンクも振る舞われた。

「奈良でイチゴといったら古都華のイメージが強いが、他にもおいしいイチゴはある。味の違いを知っていただくきっかけになれば」と中島さん。

いちご5種の食べ比べ
鍼灸師の山内さん

 続いて斑鳩町の鍼灸師、山内美穂さんが「お灸をすえてみよう」というテーマで講義。参加者は、見よう見まねでツボの場所を探り、自身でお灸を据える。「気持ちいい、眠くなりそう」「熱い!」など、めいめいで驚きの声が上がった。

 最後に、香芝市でメナードフェイシャルサロンを営むセラピスト、大町栄美子さんによる「ハンドケアの方法」。化粧水を使ったハンドマッサージを参加者にレクチャーし、セルフケアのコツを伝授した。

「盛り上げたい人は奈良にもたくさんいる。おひさまランチさんのような発信できる場所を基点とし、さまざまな活動の輪が広がれば」と、本イベントを共催する奈良鹿ないカレーの新田豊さん。

「様々な業種の方と出会い、力をあわせて奈良を盛り上げて行きたいです」と田中さん。

お灸をすえてみよう
大町さん(中央)のハンドマッサージ
中島さんのいちごを使ったジャムを販売中

本イベントは、今後も実施予定で、次回は4月29日開催。密を避けるため、先着15名限定。参加費は大人2,000円、子ども1,000円(ランチ代込み)。参加希望者は、おひさまランチまで電話で申し込みを(TEL:0745-24-5005)。