奈良で活躍する“奈良もん”
今回は、大和高田市を盛り上げようと奮闘する『タカダカ』の共同代表 梅田雅也さんをご紹介!
江戸時代から繊維業を中心に商工業のまちとして発展してきた大和高田市。全国各地から労働者が集まり、商店街が活気にあふれる様はまさしく「商都」と呼ぶにふさわしい光景だった。
しかし大規模繊維工場の閉鎖や、郊外の大型商業施設の台頭などによってかつてのにぎわいは影を潜めた。
その中で、高田を盛り上げたい、かつての活気を取り戻したいという、地元に縁のある有志と飲食店などによるイベント「タカダカ夜市」が昨年から開催されている。
同イベントは高田を象徴する小商いの文化を守り育て、人と人、人とまちが緩やかに繋がれる場所を作ることが目的。何でもない日常の一コマに彩りを、との思いから開催日をあえて平日に定めているという。
昨年10月に開催された第1回では、近鉄大和高田駅前の商店街にのべ約6千人を動員し、来場者の中には「昔の高田が戻ってきたみたいや」と感動の声もあったという。2026年は馬冷池公園を会場に4月22日に開催。飲食店をはじめ30店舗が夜の高田に集まる。
夜市の主催団体であるタカダカで共同代表を務める梅田雅也さんも大和高田市に生まれ、まちに魅せられたひとり。
幼少期と学生時代を大和高田で過ごし、大学卒業後は東京や東北地方を拠点に金融や医療系企業に勤務。父の死去を機に祖父の代から65年続く自動車整備工場を継ぐためにUターン。現在は医療系企業の会社員と家業の代表の二足のわらじを履く。
タカダカとの出合いは、旧洋裁店を改装したコミュニティスペース「スガマ」で月に一度開催していた交流会に参加したことがきっかけだった。皆が皆を応援するように利他的な考えを持ち、また高田を皆で盛り上げようと取り組む仲間との繋がりに惹かれた。
梅田さんも自身が持つ唎酒師(ききさけし)の資格を生かし、スガマで日本酒のイベントを開催。その後も積極的に関わるようになり、タカダカの一員となって今に至る。
皆が個性的で、表には出ずとも、潜在的に高田が好きで誇りに思っている人が多いことがまちの魅力、と語る梅田さん。「大和高田には魅力ある人や団体が多くいます。それぞれが垣根を超えて横の繋がりを強め、まちへの思いやまちづくりへの熱がある仲間を増やしていけたら。今あるまちの魅力を活用しながら、若い人たちにも先人たちが残してきた商いのまちの文化を伝えていきたいです」と話した。
地元の人にも外の人にも『高田っていいまちだな』と感じてもらえたらいいですね」。大和高田の未来は明るい。





















