観光・レジャー 神社仏閣 ライター:はにわ 【葛城市】慈雲山 石光寺 ●じうんさん せっこうじ 白鳳時代の石仏を祀る、伝説多き寺院 創建は白鳳期。縁起によれば、天智天皇の時代、この地で掘り出された大石が、光明を放ち、また仏の姿に似ていたので、天皇はこの石に弥勒仏を彫らせ、堂を建てて祀ったという。中将姫が曼荼羅図を織るとき、化女があらわれて蓮糸を井戸で五色に染めたという伝承の井戸(中将姫の染の井)が境内にあり、別名を染寺ともいう。その後の沿革は明らかではないが、現在の堂宇の大半は、江戸末期の文化年間に聖阿によって建てられた。1991年(平成3)には、弥勒堂の建て替えにともなう発掘調査で、白鳳期の弥勒石仏が出土し、石光伝説を裏付けるものとして注目された。 【山号】慈雲山 【院号】善照律院 【宗派】浄土宗 【本尊】弥勒堂:弥勒菩薩 常行堂:阿弥陀如来 基本情報 Basic Information 慈雲山 善照律院 石光寺 じうんざん ぜんしょうりついん せっこうじ TEL 0745-48-2031 住所 葛城市染野387 駐車場 あり(無料) アクセス Access Map